FC2ブログ

プロフィール

ぷらさん亭

Author:ぷらさん亭
バリ島で娘一人、息子一人、旦那とその両親+犬、猫、庭のジャングルにいる様々な動植物と一緒に暮らしています。
獅子座・A型

UBUDで宿をやっています。
http://prasanti.web.fc2.com

※ブログ内の記事の無断転載・コピーを固くお断りさせて頂きます。引用される場合は必ずお知らせください※

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

Medah Michika先生に学ぶヴェーダーンタとサンスクリット語の世界~バリ島vol.4~

今年も開催、Medah Michika先生に学ぶ、サンスクリット語によるヴァガバッド・ギーターの世界。
日程が決定いたしましたので、お知らせさせて頂きます!
自然とともに共存する、バリ・ヒンドゥー教の世界の中で、この聖典に触れることは、今後の人生において忘れがたい経験となるでしょう。

日程:第一部 2020年7月21日~7月25日(ヴァガバッド・ギーター2章39節~72節
   第二部 2020年7月27日~7月31日(ヴァガバッド・ギーター4章) 
時間:午前11時~午後1時 前半
   午後1時~1時40分 休憩(軽食)
   午後1時50分~午後3時50分 後半
場所:PRASANTI Bed&Breakfast
 
 ※時間は暫定です。変更になる可能性がございますので、ご了承くださいませ。
 ※今回は定員人数の都合上、専用フォームでお申込みいただきまして、選考の上折り返しご連絡という形をとらせて頂きます。
 当Prasanti Bed&Breakfastで足り無い場合の宿泊先は、今回は私・宮地が手配させて頂きます。徒歩圏内でなるべく近くで探したいと思います。
また、二名の相部屋でも構わない、という方がいらっしゃいましたら 大歓迎ですので、お申し出くださいませ。

参加費会場運営費1日20,000ルピア + 先生へのダクシナー

伝統に従って受講料などは設定しておりません。
 ① 運営費は主催者へ
 ② 軽食費用は厚意によりスポンサーしていただき
 ③ ダクシナーを希望される方は直接先生へ という形になります。 

※ダクシナーとは:ヴェーダ、ヴェーダンタの知識と教えの伝統に対して、尊敬と感謝 の気持ちを育て、それを表現する方法です。 伝統の教えの中に、自分が見いだせた価値観を、表現する方法とも言えます。このダクシナーという方法により、ヴェーダ、ヴェーダーンタの教えの伝統に対する、先生と生徒のあるべき正しい姿勢は守られてきました。 ダクシナーは封筒に入れて、クラスの最後に先生に直接手渡ししてください。
 また、休憩中にお出しする軽食を「アンナ・ダーナ(食事の無償提供)」にしたいと思います。スポンサー(食事代の寄付をすること)を希望される方は、主催者にご相談ください。

 ※会期中、会場で供される食事は、全てピュア・ヴェジタリアン食(動物性たんぱく質、五葷、キノコ類抜き)とさせていただきます。会場に乳製品を除く動物性食品の持ち込みはご遠慮ください(肉、卵、出汁、エキス等含む)。
お菓子をご持参いただく場合は原材料のご確認をお願いいたします。 

【Michika先生より】私個人の願いから、私の勉強会で集まったダクシナは、日本とインドで健全で豊かな社会づくりに貢献している団体、そして私がお世話になった先生方への寄付に使われています。

 ※アヒンサーの観点に則り、全ての生き物を傷つけるような行為をお控えください。
 ※食物アレルギーがある方はご予約時にお知らせください。

お申し込みはこちらから!
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

今年も、皆様と一緒に素晴らしい学びのひと時を持てますように。
ご参加をお待ちしております!



スポンサーサイト



バリ島でデング熱、過去の覚書まとめました。

デング熱に関する覚書を、残しておこうと思い、FBでの過去の投稿をリライトして載せときます。
今後、バリ島で誰かのお役に立つかもしれないので・・・

初めてデング熱にかかったのは2014年の9月アタマでした。この時は出血性で、9日間の入院。
以下は退院後の投稿。


日本でも患者が出て騒ぎになってるデングですが、気になった事を覚書で。
発症は刺されてから4〜7日。抵抗力が落ちていると発症しやすい。
熱は最初にガタガタ震えが来る程寒くて、その後、高熱。まさにkebus dingin。
体の痛み、半端ない。
デングかも!?と思ったので、解熱剤を使うのが怖く(発熱と不快感を抑えるためにパラセタモール(アセトアミノフェン)が使用される一方で、イブプロフェンやアスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬は、出血のリスクをさらに増加させるおそれがあるため用いられない)、何か使ってはいけない解熱剤があった、という知識しかなかったので、病院での検査を待つ。
発熱して半日後に血液検査、この時点でポジティブ。だが、扁桃腺が真っ赤に腫れていたらしい。白血球、血小板ともまだまだ良好だったので、扁桃腺による高熱かデングなのか様子見、二日後に再血液検査。が、結果を待たずして、先日終わったはずの生理、つまり出血が。→すぐに入院、これは生理ではなく、デング出血熱による出血。
デングウイルスは4タイプあり、うち二種類が出血熱、残り二種類が普通のデング。
一度罹った型には抗体ができ、二度とは罹らない。が、ウイルスは常に変化していくため、4回デングに罹ったからと言って、出血熱フリー、って訳にはいかない。
抗体検査で、過去に罹ったかどうか調べる事は出来るが、日本脳炎の予防接種を受けている世代は、抗体の形が似ていて見分けがつかない事も。
三日目、入院した日は少し熱も下がり、全罹患日数中で、一番元気であった。元気だったから起き上がってデンパサールの病院まで行けた。この時に行っておいてよかったと思う。
入院から7日間、点滴しっぱなし。解熱剤と止血剤、その他の薬も全部点滴で入れる。
熱がずっと続く。
入院翌日に、トイレで倒れそうになり、その後は、ベッドで用を足し、全く動けなくなる。五日目、六日目、七日目は辛かった。
血小板値も七日目が32まで落ちて、幸い出血は止まったものの、点滴を差し替えた右手がパンパンに浮腫んで痛い。
例の赤いブチ模様もお腹や背中、手脚に出る。
8日目から数値が徐々に上がりだし、きっちり10日目で退院ε-(´∀`*)ホッ

10600592_560308537402805_8290741141403639843_n.jpg

お見苦しいですがその時の紅斑点が出た手足です。

10612953_560308487402810_3294102929404163751_n.jpg

ほぼ全身に出たと思います。

※インドネシアではデングのとき、グアバジュースを飲めばいい、とよく言われるが、それはあくまでも、生絞りに限るらしい。医師に、ジュースとして売ってるやつは糖分が多すぎるし、いくら飲んでもあまり意味ないから、水にしておきなさい、と言われた。
生のグアバの実(赤がいいらしい)があれば、それを絞って飲ませてあげると良い。
全く食欲ゼロだったが、点滴してるしまあいいか、と無理には食べなかった。味覚障害も出て、何食べてもしょっぱさしか感じなかった。

※あと、出血熱かどうかは、蚊のタイプが特定出来ないので、最初は分からない。
が、三日目、四日目くらいで急激に体が動かせなくなるので、そうなる前、出血が始まる前に、病院に移動しておくべきだ。
出血性で無ければ家で寝てても治るが、出血性に移行した場合、血小板値も急激に下がると、本当に命に関わる。
なので、急な高熱が出たら、少なくとも半日後に血液検査、病院に行くべきです。そして、大事を取って入院するに越したこたあ有りませんよ、皆様。

いや~今思い出しても辛かった。デング熱は、英語で別名 Break bone fever というらしく、その名の通り、骨の砕けるような何とも言えない全身痛が特徴。
次はその後、3か月後くらいからものすごい量の抜け毛が始まった話

気になって、デング熱、抜け毛で検索したら、一杯出てきた!
やはりデング熱後、1か月~3ヶ月くらいですごく抜け毛が酷くなるらしい!!
で、腎臓の機能が落ちていると抜け毛が酷くなる。デング時の諸々、肝臓・腎臓にすごい負担がかかったであろう・・・
あと、デングとは関係ないけど肺機能が弱い人は白髪になりやすい!!まさに・・・。

デングウイルスは、7日ほどで体外に出ていくが、その時に肝臓を傷めるらしい。そのせいで皮膚や目や髪の毛に症状が出る。実際、抜け毛もひどかったが、入院中から退院後も、視力が非常に弱くなった。抜け毛と同じで、時間とともに元には戻ったが。

このあと、2015年に、デング熱か?と思われる発熱があったが、検査せずに収まった。
その翌年の2016年、姑、主人、娘、と順番に罹患。バリ島中で大流行していたので、ウブドでも大勢の人が罹患し、亡くなった人たちも居た。この年、バリ島はデング熱のレッドゾーンに。
娘の後、私もまたデング熱にかかったが、この時は出血性ではなく、なんとか入院せずに乗り切った。以下はその、2016年6月の時の投稿。
さて。最近のデング熱の傾向と対策について備忘録。

今回は出血熱では無かったと書いたが、出血熱かどうかは、純粋にウイルスの型が違う事に起因するようだ。

熱の出方は、一回目の私、先月の娘、今回の私、と共通するものがある。

いずれも、軽く運動した後で、筋肉痛と共に、突然発熱。その時は他の症状は無し。発熱後に喉の痛みや腫れが出る事はあり。
熱が上がってくると共に、全身痛と頭痛。これが特徴。

今回、その前から珍しく便秘気味で、下腹部の鈍痛があった。それが全身痛で増幅されて辛かった。
それと、熱出て2日目に、耐えられない程の手足の重さ、というのを体験した。「死ぬ時ってこんななのかも」とちょっと思った。特に、手がこんなに重いなんて、と怖かったくらい。

3日目に一旦平熱に下がる。ここからが分かれ目。一旦熱が下がってから、また半日後に熱が戻ってくるのが典型的症状で、ここから血小板値が下がる人はどんどん下がっていく。
逆に言うと発熱して一旦平熱に下がるまでの3,4日間は、血液検査しても抗体も出づらく、血小板値も白血球値も標準値内である事が多いので、デング熱かどうかの確定はしづらい。この、待ち、の期間が一番辛いので、我慢できず不安感もピークである。

デング熱の場合、血小板値と白血球値が下がるので、一番分かり易い血液検査では、その2つの値を注意して毎日採血検査である。バリ島はデング熱のレッドゾーンであり、これだけ患者数が多いと、いちいち抗体検査などはしないようだ。勿論希望すればしてくれるし、最初から抗体検査をする大きな病院もある。

私は今回は、家のすぐ近くのプスケスマス、保健所を選択した。身体がキツく、貧血が酷かったので、大きな病院で「待つ」のがシンドいと言うのが理由だ。
元よりデング熱には薬は無い。ひたすら寝て治すしかない。血小板値及び白血球値が下がり過ぎたら点滴による補液。いつ入院が必要になるか、そのタイミングをはかるために、毎日の採血検査が必要。その為だけに遠い病院に行くのも大変なので、近所の保健所へ。
保健所は平日午前中のみ診療。れっきとした医師が複数勤務している。内科が一番大きいが歯科も婦人科も有る。KKという住民票に名前が入っているメンバーは、診療費、薬代ともに無料。血液検査は一回につき5万ルピアだ。
機能はまったく病院だが、設備が簡素ではある。しかし、青空採血(天井はある)ながら、採血も上手く、私のか細い血管用に、子供用の針も用意してくれた。
3日目に熱が下がった時点で、とっとと血液検査に行ったのだが、採血直後に脳貧血を起こして倒れるw直ぐに運ばれて、分娩台の様なものに寝かせて貰って、砂糖水を飲まされる。
一回目のデングの時も、トイレで倒れて以降、絶対安静の寝たきりを命じられたが、これは、ちゃんと食べていない事も原因で、取り敢えず点滴が刺さってない状態の時は、無理矢理でも飲み食いせねば、と心から反省。今回は幸いにも味覚障害も無く、まだ食べれたのでこれ以降、頑張って飲み食いを心がけた。
熱はやはりぶり返し、でも、朝は平熱に下がって、夕方から上がるパターン。高熱ではなく、37度台、高くても38.4度まで。頭痛と体の痛み、腹痛は継続。
最初から解熱剤も使用せず。そこまでの高熱じゃなかったのと、ウィキペディアに、パラセタモールの副作用として、「血小板値を下げる」と書かれていたのが気になって。

1回目の採血、白血球値ノーマル、血小板値は177。

2回目で白血球値も下がり、血小板値も122。あ~下がってきたね〜。明日も絶対下がると思うから、血小板100切ったら入院ね!と言われる。頭痛が酷いのでパラセタモールを3/5錠服用(日本の基準値に従う)。痛みが引いてかなり快適w

3回目、日曜日だったので保健所休みでクリニック・マスへ。この日は朝起きた時に、「あれ。なんか良くなってきた気がする」と思った。痛み系が引いたからか。もしかしたら血小板値も上がってるかも〜♪とすら思う。
そしたら、2上がって124w入院は無し、ちょっと残念。
因みにクリニック・マスで血液検査したら15万ルピア。

4回目、再び保健所へ。白血球値も正常へ、血小板値も147。2回続けて上がったのでもう大丈夫、と相成った。しかし、血小板値の上昇と共に精神的に下降、なかなか、心身ともに健康な状態にはなれませんね(*_*)

何はともあれ、今回はホントに軽く済んで良かった〜。

以上、過去のデング熱の経験の備忘録。

お医者様によると、初めての罹患でいきなり出血性に罹ることは無いので、おそらく、2014年のは初めてではなかったであろう、ということです。

デング熱は、罹患しても、発症するのは二割らしく、つまり、ウイルスに感染していても、免疫力・抵抗力が高く、元気であれば発症しないのだそうです。だから、予防の一番いい方法は、疲れを溜めず、よく睡眠をとり、抵抗力を上げておくこと。それが一番です。
蚊よけ対策は、熱帯地域においては難しく、100%蚊に刺されないことは無理だと思った方がいいので、そこに神経を砕くよりは、日々の生活で健康体で居ること、そちらにフォーカスするべきでしょう。
蚊よけも、出来ることはしたらいいと思いますが、私が気になるのは、熱帯だから暑いから、と、肌を露出しまくった格好で居る観光客が多い事。肌を露出しているといくら虫よけスプレーをしたところで、刺される可能性は高くなりますから、薄物一枚でも羽織ったり長いパンツを履くなど、そちらの対策もお忘れなく~。

以上、デング熱に関する覚書まとめ、でした。
皆様も、旅先で病気になった時に慌てないように、保険に入る、健康な体で旅行に来るように努める、などの対策は万全に!

Hari Raya Saraswati バリ島ではサラスワティの日に読み書き禁止??

saras2.jpg

バリ島のウク歴に基づいて、210日ごとの土曜日に祭祀が行われるサラスワティの日。

バリ人なら、子供のころに両親に、「今日は読み書き、勉強をしちゃいけない日だよ」と言われたことがあるでしょう。

私も、バリに嫁に来てから、サラスワティの祭祀の日は、「読み書きしない日」と教えられて、最初のころは真面目にそれを守って、本を読んだり、パソコンを立ち上げたりしていませんでした。その頃はまだ携帯電話が普及していなかったけど、今ならさしづめ、スマフォをいじったりもしなかったでしょうか。

「なぜ、学問と芸術の女神の日に、勉強しちゃいけないの??」という問いに、明確な答えはなかったけど、まあそんなもんなのかしら、と思っていました。

今はサラスワティの日だからと言って、読み書きしないわけではないし、サラスワティのお供え物を持ってお寺に行って、そこで携帯開いてSNS見たりしてます(;^_^A
今もこうして、サラスワティの日にパソコンでブログ書いたりしてるし。

子供たちに、「サラスワティの日って、読み書きしちゃいけないんでしょ?」と聞いても、「そんなことないよママ!!」という答え。

バリ島におけるサラスワティの日は、無知を払い、智慧を授けてくれたサラスワティの女神を讃え祀ります。知識に関する全ての本、筆記用具にも特別なお供え物が供えられ、学校の授業は休みになり、学生はお祈りのために学校に行きますが、勉強はしません。
学生以外は、村のお寺でサラスワティの祭祀が行われるのに参詣し、家庭でもお供え物をします。家にある本や筆記用具にもお供え物をします。

saras3.jpg

なぜ、昔から、「サラスワティの日は読み書きしてはいけない」という言い伝えが残っているのかしら、とちょっと調べてみました。

サラスワティに行うべきこと、という古文書の中に、サラスワティの礼拝は、午前中に行わなければならず、その間、朝から正午までは、読み書き、特にヴェーダの教えに関するものの読み書きはしてはならない。完璧にサラスワティの日を過ごすならば、24時間読み書きはならず、それが無理な人は、正午からの読み書きはしてよいが、夜は、サストラ(宗教的文学…と訳すかな?)を読み、その他は瞑想と沈黙で過ごすことがよいとされる。
と、書いてあるそうです。

確かに、サラスワティの日は、あさイチから忙しく、午前中に家中の本や筆記用具を集めて、それらにお供え物をしますが、その間は読もうと思っても、お供え物が終わるまでは何も読めないし、筆記用具も使えませんから、そういうところから、巷の家庭では「この日は読み書きしちゃダメ!」
となったのかもしれません。

現代では、私の子供たちのように、サラスワティに読み書きしちゃだめ、なんてただの迷信、意味のない事、と思っているバリ・ヒンドゥー教徒も多いようです。

ですが、ヒンドゥー教は、各行事において何かを祝う際、祈り、沈黙、瞑想、断食によって1サイクルごとに神に近づくという面が有ります。
一つのサイクルの終わりと始まりの時に、完全な0ゼロに戻る、またはニュートラルに戻す、そして一歩また一歩と神に近づいていく。

例えばニュピ。前日は徹底的な外の世界の浄化を行い、当日は一切の火を使う行為を禁止され、料理もお祈りも明かりを使うことも禁止され、徹底的に暗月の暗闇の中で自己を浄化する、というように。

サラスワティも同様に、無知を払う智慧という光明を授けてくれたサラスワティ女神を崇拝し、我々が知識によってここまで発展してきたことを祝う日です。
その前の210日という1サイクルの最後の日、この日に全ての学習および教育活動、特に神の教えや精神的知識に関連する活動で、忙しなく回転している心を静める必要があるのです。

義務教育が発達した世界に生きている私たちは、週に一回、学校が休みじゃないとストレスで死んでしまう!!と愚痴っている訳ですよね(笑)
学校なんかなかった頃から教えを学んでいるヒンドゥー教徒にとって、210日に一度の学業の休み、それがサラスワティの日、なのです。

そういう背景をもう一度見直すと、各ウパチャラ(宗教行事)の際に昔から言われていることは、やはり真理を含んでいるのではと思います。

変わり行く時代に沿って、次第に内容が変化することは仕方ないけど、今一度、やっていることの本当の意味、を思い直して、真摯に日々の行事をこなしていこう、と思いました。

と、いうわけで、サラスワティの日に読み書き禁止、という厳重な決まりがあるわけではないけど、バリ・ヒンドゥー教のウパチャラの一つとしてみた場合、意味はあるのだな、というお話でした。


涼を求めて川辺のチャンディに行ってみた。

9_20191202155433688.jpg

12月に入ったというのに、まだ雨が来ないウブドはサヤン村。

思えば4年前も雨が降らず、11月が灼熱で水不足で、火事がよく発生していました。
その前年の5年前は、デング熱が流行し始め(日本でも代々木公園でデング熱蚊が発生して大騒ぎしてた年)、続く4年前、3年前は空雨季続きで、デングウイルスを持ったままの蚊の卵が孵化し続け(通常雨季の激しい雨で卵が流されてしまうので、同じ病原ウイルスを持ったままの蚊が発生することは無い)、デング熱が大流行して大変でした。
デング熱については、一度改めてちゃんと書こうと思います(笑)。

一昨年・去年は雨季らしい雨季で、激しい雨が良く降りました。乾燥しきった地盤に大雨で、土砂崩れが酷かった。

今年はまた空雨季の予感。乾季はカラッと涼しく(寒く)いいお天気が続きましたが、そのまま今に至るまでいいお天気続き・・・気温は乾季より上昇して高いので、灼熱のピーカン地獄。体感温度は平均38度。

4年前も水不足でしたが、今年も水不足です。水道水はずいぶん前から制限断水が始まり、日中はちょろちょろしか出ない。各地で井戸が枯れ・・・水位が下がり。

島の東部、北部は降っているらしいですが、ウブド含め南部の方は雨ごい状態。

そんな中でも、ウブドのそこら中にある渓谷、ジャングルでは川がごうごうと流れ、土手からは清水がしたたり落ちているのですよ。
水位は通常より低いのだろうと思いますが、轟くばかりの水音、常に湿っているグリーンたち。先日、YouTubeで見かけた(クリックしたら飛びます)そんな場所に行ってみました。うちから近いんです。


6_2019120215543534c.jpg


もともと、チャンディ(ヒンドゥーやブッダの祈りの場、神殿を象ったもの、王家の遺跡など)がある、というので、小さな沐浴場のある、祈りの場なのかと思い、下に降りていくと、なんだか手作り感満載の、ええ感じの門が。

10.jpg

もちろん、その手前に、ここの本来の場所である小さなチャンディと、その横には小さなパンチョラン(お水が出ているところ)があり、祈りの場も設えてあり、入る時に巻く用のスレンダン(腰帯)が置いてありました。
人っ子一人いなかったのですが、きれいに整備されていたので、村人が丁寧にお世話している様子。

この日はお祈りせずに、川沿いに奥に行ってみることに。

8_20191202155434cc7.jpg

結構迫力のある川でビックリしつつ。対岸の岩のえぐれ具合も、なんだか由緒というか謂れを感じさせるような、一種聖域めいた雰囲気と、いつもこういう場に来ると感じる”圧”がずーーーーーん、と。
歩道の方に柵は無いので、落ちたらヤバイ・・・と思いつつ、そろそろと進みます。

水の音がすごい。
絶えることのないその音を聞き続けていると、なんだか時間のハザマに陥ったような不思議な感覚に。
暑いとか寒いとか、身体が不調だとかメンタルがヤバイとか、お金が欲しいとか自給自足生活がいい、とか、そういう人間界の営みとはとんと無縁というか、人間界の営みとは全く関係がないというか・・・そんな場所が、生活圏のすぐ横にある不思議。
ほんとに誰もおらず、動く生物で見かけたのはトカゲ一匹だけ・・・


3_20191202155846589.jpg

ちょっと下まで降りてみましたが、結構流れが速い。落ちたら流されちゃうだろうなあ、と思ったのであまり下まで行きませんでした(笑)
この上流のほうが大きな岩が多く、水の流れも激しい。
誰も居ないんだけども、”存在の圧”というものが凄くて、こういう場で瞑想修行できる行者って、すげーなあ、と思うのです。バリにはこういう渓谷沿いに、古い修行窟がたくさん有ります。

1_2019120215543756b.jpg

水分が豊富なんですねぇ、崖沿いはずっとこういう感じで水が滴り落ちています。途中、村人がマンディ(水浴び)する用の小さな滝が有り、誰かの石鹸が置いてありました(笑) 丸見えの位置なので素っ裸では水浴びできないと思いますが、暑い日にはさぞ気持ちがいい事でしょう。

5_20191202155843f71.jpg

こんな舞台?やパラソル?席なども出来ており、この川辺を観光地としていくのだろうかという謎が。しかしこれ、ローカルっ子の恰好のデートスポットになるのでは・・・
まあ、こういう場所を怖がる(畏れる)バリ人はそんなことはしないでしょうけども・・・
天然素材をこれ以上ない位、うまいこと使ってます。こういうセンス、抜群なんですよね、バリの人。


7_20191202155841819.jpg

こんなんとか(笑)
別になくてもいいと思うけど(笑)、天井にバリのマスク(仮面)なんかをはってあったり。

4_20191202155845698.jpg

ここにもまた

11a.jpg

先っちょとか、空いてるスペースとか

12a.jpg

とにかく何か飾りたがる(笑)
しかも、こんなキッチュなデザイン。
初めてバリ島に来た30年前から、この島の人々が作る木彫りのモチーフに惹かれ続けています。
この島の人々には、身近な人や、動物や、精霊やお化けが、こんな風に見えているんだろうなあ。
さささっと作って、その辺に飾る。というか置いておく。

空港からウブドに至る道沿いには、木彫りや石像やセメント像を売るお店が昔から並んでいますが、こんな不思議なバリの精霊たちが道行く私たちをじっと見ていましたね。

そんなことを色々思い出した、この川辺の訪問でした。
バイクで10分も走れば、日常からエスケイプできるこんな場所があちこちに有るバリ島ウブド。
やっぱり素晴らしい島だなあと思います。
車道から数メートル入っただけで、人っ子一人居ないこんな遺跡。ちゃんと手入れされているので、頻繁に人は行っているのでしょうけど。

2.jpg

川辺に行くにはつきものの階段の上り下り。行きはよいよいですが、帰りはきついっす(;_;)
水分補給のお水を忘れずに持っていきましょうね。
で、このように人気がない場合、川に転落など何らかの事故が起こらないとも限らないので、誰かと一緒に行くことをお勧めいたします!
場所はココ↓


ご宿泊のお客様で興味のある方は、お連れ致します♪

それでは、今日はこの辺で(^-^)/

2019年のサンスクリット語講座を終えてご報告。

gitabook.jpg

随分と時間が経ってしまいましたが(三か月も)、今年2019年のサンスクリット語講座のご報告を。

今年は8月22日から9月2日まで、12日間にわたる長丁場でした。前半と後半に分け、間は一日お休みを入れました。
日程と、講座の時間の決定には、何度もMichika先生と話し合いを重ね、内容も、バリ島でバリ在住者と、日本から来られる方々、両方にとって意義のあるものを、と、吟味して頂きました。

今年の講座の内容を、Michika先生のブログから引用させて頂きます。

前半は、タットヴァ・ボーダ(तत्त्वबोधः [tattvabodhaḥ])

ヴェーダーンタの教えで使われる用語の定義が、
系統立ててコンパクトにまとまっているので、
ヴェーダーンタの勉強を始める際に、まず学んでおくと良いテキストです。
今回の講座では、6日間かけて、
・タットヴァ・ボーダの全体的な構成をしっかり把握し、
・紹介されている用語全てについて、その定義を明確にしていきます。
今回のように6日間という期間は、
タットヴァ・ボーダを一気に通して勉強するには理想的な期間です。
タットヴァ・ボーダをまだ勉強されたことのない方はもちろん、
既に勉強したけれど、もう一度通して見直して、
しっかり自分の知識としたい方に、ちょうどよい講座となるでしょう。

後半は、
バガヴァッド・ギーター第3章

毎日行っている、お祈りの行為やお供えを捧げる行為が、
自分の幸せの追求を完全に満たす「知識」とどうつながるのか?
バガヴァッド・ギーター第3章を勉強しながら、その理解を深めていきます。
インドにて古来教え継がれているヴェーダという聖典は、
人間の幸せの追求に有益な知識を教えています。
そのヴェーダの最後の部分では、
人間の幸せの追求を完全に満たす知識が教えられています。
その部分がヴェーダーンタ(ヴェーダの最後の部分)であり、
ウパニシャッドとも呼ばれています。

バガヴァッド・ギーターという聖典は、
そのウパニシャッドが教える知識が集約されており、
さらに、その知識を得るために必要である、
精神的な成長を得る手段も教えていることから、
ウパニシャッドと同様に、ヴェーダーンタの主要な文献とされています。

今回の講座では、バガヴァッド・ギーターの第3章を勉強します。
前回勉強した第2章では、
人間の幸せの追求を完全に満たす「知識」がテーマでしたが、
今回勉強する第3章では、
それを明確に知るために心を成長させる「カルマ」がテーマです。

人間の苦悩は全て、この自分や世界についての認識が、
その本質が何であるかについての無知により、
自分とは何か、この世界とは何かについて、
根底から混乱してしまっていることに起因しています。

その無知と混乱を追い払う、正しい認識、つまり「知識」が第2章で教えられました。

第3章で教えられている「カルマ」とは、人間が自由意志を使ってする行為、
特に祈りの行為、そしてそこから派生した毎日の全ての行為を指します。

毎日行っている、お祈りの行為やお供えを捧げる行為が、
自分の幸せの追求を完全に満たす「知識」とどうつながるのか?
バガヴァッド・ギーター第3章を勉強しながら、その理解を深めていきます。


上記の内容で、今年の講座は進められ、無事に終了しました。素晴らしい内容でした。午前中2時間、お昼休憩をはさんで午後から2時間、中々ハードですが、それでも時間的に足りるのだろうか、というのは杞憂に終わり、頭が沸騰しそうながらも、集中して取り組めた貴重な時間でした。

バリで勉強を続けてきたメンバーは、一年かけて、何とか、去年学んだ、ヴァガバッド・ギーター15章を復習し終えて今年に臨みました。おかげで、理解できる用語が増えていたり、チャンティングのスピードにビビらずにすんだり、月一でも勉強を続けてきた成果があったなと実感。
しかし、日本から(インドから?)ご参加の皆様は、デヴァナーガリーを読みこなし書きこなし・・・原典から直接勉強できるってすごい。
デヴァナーガリーの読み書きという、新たな課題が出来ました(汗

しかし、こうやって一緒に勉強できる仲間がたくさんいるとは、なんと心強いものか。分からない所はお互いに質問しあい、教えあい。

皆様、私も含めて、社会人であり、家庭人でもあり、お母さんである人も多数。
日々の忙しい毎日から時間を捻出して、こうやって同じ場所、同じ時間を共有している、そのこと自体がとても貴重で有難い経験でした。

上記太字でシェアさせてもらった部分

毎日行っている、お祈りの行為やお供えを捧げる行為が、
自分の幸せの追求を完全に満たす「知識」とどうつながるのか?
バガヴァッド・ギーター第3章を勉強しながら、その理解を深めていきます。


まさにバリに嫁いで、バリ人の家庭で、毎日、宗教行事の中で暮らしている私にとって、とても興味深いトピックでありました。日々模索し、もがきながら今まで試行錯誤してきた気がしますが、ギーターの3章を学び始めて、一つの答えというか、道が見えたような気がしています。
まだまだこれから復習・勉強していかねば理解には程遠いですが、継続してやっていこうと思います。
ブログの整理をしていて、2011年3月11日に書いたブログが目に留まりました。8年前で、まだマハーバーラタにハマる前です(笑)
今年、勉強したことと重なる部分が多いなぁと思いました。以前からこのようなことについて考えていたんですね。

来年もまた、講座を開催したいと思っておりますが、来年はうちの村のガベン・マサル(合同火葬式)が5年ぶりに行われる予定で、日程がまだ出せません。
決まり次第、また告知させて頂こうと思っております。

このような機会を与えてくださったMichika先生、そして、ご参加いただいた全ての皆様に、深く、深く感謝いたします。
これからも、学びたいと思う全ての人に機会が与えられますように。



| ホーム |


 BLOG TOP  » NEXT PAGE