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ぷらさん亭

Author:ぷらさん亭
バリ島で娘一人、息子一人、旦那とその両親+犬、猫、庭のジャングルにいる様々な動植物と一緒に暮らしています。
獅子座・A型

UBUDで宿を始めました。
http://prasanti.web.fc2.com

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輝く庭

昨日の夕方。
普段と変わらない、田舎の夕暮れ時。
私は家に居り、主人が前庭の大きなランブータンの木を切り倒すのに、思案している傍を、走り回る子供の面倒をみつつ、うだうだ。

お父さん(舅)は、近所の集会所に「ヨガ」に行ったけど、その日はやってなくて、裏の田んぼから帰って来たばかり。

子供らは、枝や葉っぱが散乱しているのが楽しくて、興奮して泥だらけ。

なんだかんだで表でワイワイやっていたとき、何の気なしに、裏の宿の方を見やると、


なんだか、庭が輝いている。


輝く庭


その一角だけ、切り取ったように、光り輝いていて、思わず吸い寄せられるようにそちらへ。


光線

あと少しで、日没が始まろうとしていました。
太陽が沈む前の、ひととき。
全てのものが、生命を爆発させるように輝かせながら、夜へと向かう、手前のひと時です。

敷地の前の部分から裏を見たとき、

その切り取られたような視覚の、そこだけが、本当に黄金いろ。

手前の母屋の方は、早くも暮れなずんで薄暗い。

こんなにも、美しいところに住んでいるんだ、
と、その刹那に感じました。

きれいな、というのは、整っていてきれい、という美しさのことではなく、そこにある植物のひとつひとつ、朽ちて打ち置かれているもののひとうひとつ、そこに生息しているであろうものの、ひとつひとつ、
そして、そこに住んでいる私たち、

その存在の全てが、
「そこに在る」
という美しさで、胸に迫ってきました。


門を入ってすぐのところにあった、大きなランブータンの木。
私が結婚するずっとずっと前から、ここに有り、甘くておいしいランブータンの真っ赤な実を実らせつづけ、私たちに提供し続けてくれた、大事な木です。

私がここに来てから、
子供を産み、
そうして宿が建ち、

色んなことから車が必要になり、
車のために車庫が必要になり、

そのランブータンの木が有る場所を、今度は車の場所にしよう、ということになったのです・・・

なったのだけど、こんなに早くに、主人がそれを切り倒し始めるとは思っても見ず。

切られた姿が、それは、なんだかせつなく。

ごめん、ごめん、ごめんなさい・・・



ランブータンの木

ここまで切るのに、半日かかってました・・・。
高く昇って、綱をつけてから、少しずつ斧で切り目を入れていく。
そして、下から、倒す方向に、徐々に綱を引っ張ってから、一気に、引き倒す。

それの繰り返しで、最後は、やはりじいちゃん(舅)が登場して、父子二人がかりで、ランブータンを切っていました。

今まで、甘い甘い幸せを与え続けてくれて、ありがとね。
ごめんね。

無残な、木の切り口にも、黄金のシャワーは降り注ぎ。
本当に、そこにある全てのものに、最後の光を与えてから日没。


ひよこ

そうして、生を終えていくもの、新たに生まれてくるもの・・・

絶えることのない、この、循環の中に、私もまた「在る」のだ、という、その美しさ。
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