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ぷらさん亭

Author:ぷらさん亭
バリ島で娘一人、息子一人、旦那とその両親+犬、猫、庭のジャングルにいる様々な動植物と一緒に暮らしています。
獅子座・A型

UBUDで宿を始めました。
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Bank Sampah バリ島での「ごみ銀行」

 先日、わがバンジャール(集落)で、「ごみ銀行」の第一回収集があった。
5月19日に村のミーティングがあり、Bali Wastu Lestariという財団法人(ユニリーバ・インドネシアが後援)が主催する、「ごみ銀行」をわが集落でも導入することに。
 バリ島のごみ問題にはずいぶん前から相当危機感を抱いている。ごみ処理場が無い、という事、毎日膨大な量のごみをただただ集積してあるだけという事実。海洋へのプラスチック、ビニール汚染のことをよそ様から聞かずとも、近隣の溝、川、崖、山には土に還らない「廃棄物」があちこちに放置されているのを目にして、このまま一体どうするんだという、焦燥感を伴う危機感。見えるところだけきれいに掃き清め、元々は土に還るごみばかりだったのを川や崖にばんばん捨てる習慣のあるバリは、この20年ちょっとで一気にごみの島と化しつつあるのだ。
 この「ごみ銀行」のことは、噂を聞いた時から、個人で参加しようかとずっと気になっていた。なので、待ちに待った集落でのミーティング、そこから一か月以上たって、ようやく先日、記念すべきわが集落での、ごみの収集があった。

「ごみ銀行」とは?以下、PMTVさんのウェブサイトから引用。

世界にはまだまだ、ごみの分別、リサイクル・システムが整っておらず、環境面・衛生面で問題を抱えていたり、リサイクルできるゴミがそのまま捨てられている国も多くあります。

そんな国のひとつであるインドネシアで、大学講師のバンバン・スウィルダさんが「ゴミ処理の重要性に対する住民の意識を変えたい」と始めたのが『ゴミ銀行』というサービス。
その名の通り、持ち込んだゴミを預かって通帳で管理するというユニークな銀行です。

住民はこの銀行の窓口に古紙やプラスチック、金属、ビンなどのリサイクル可能なゴミを持参。
銀行員は"ゴミ預金通帳"にその量や内容を細かく記入し、ゴミを一旦倉庫に保管します。
こうして集められたゴミは、他の住民の分とまとめて月に一度業者に売却され、そこで得られたお金がそれぞれの口座に(重量に応じて)分配される仕組みとなっているのです。

この方法をとれば、少量では業者が引き取ってくれないゴミも量が集まることで引き取りが可能となったり、より高い価格で売却できたりするというメリットが生まれ、ゴミを持ち込んだ住民への還元率もアップ。
また、住民たちが継続して"預金"するモチベーションにもなり、ひいてはゴミ処理に対する意識の向上にもつながるなど良いことずくめ。
実際、この取り組みが始まってからゴミのポイ捨てが減ってきているそうです。

資源を無駄にすることなく、街をキレイにすればするほど自分の"預金"も増えていくという素晴らしいシステム。ー引用終わり

 外国人である私には金額は関係ないし、何なら有料ででもやってほしい位であるが、バリの村人達、特に高年齢層は、お金がたまるという事でもない限り、永遠にごみをポイ捨てし続けるだろう。きちんと分別して汚れのひどいものは汚れを落として、という作業は、それだけで今まで「職業」として成立していた。しかし、彼らはペットボトルと缶、金目の金属類しか引き取らない。一番問題になっているビニールごみのポイ捨て、使用済み電池や電球、ライター、プラスチックごみ、紙くず類、などは今まで、集積され放置されたままだったのである。

※村人が続々とごみを持って集まってくる。量りで重さをはかってもらう。
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紙類でも、どんな形状のプラスティックごみ、布類、その他どんなものでも、生ごみ以外引き取ってくれるが、分別度合いと種類によってポイントの点数が変わる。

※「通帳」を作ってもらう。
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諸々の作業を引き受けてくれるのは、婦人会の役員の全くのボランティア。月に一度こうやって持ち寄って、量り、通帳記入する。ボランティアの婦人方はこの後、ごみの仕分けの最終チェックだ。

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今回は第一回目で、ミーティングから時間もたっていたので、来ていない人も多かった。もうちょっと分別の仕方を分かりやすく周知させて、種類によるポイントのことも明確にみんなに周知させると、よりモチベーションが上がるのではないかと思う。

※「通帳」私は1.5キロで2,320ポイント。今までだとそのままごみとなって土壌を汚すだけのものが、こうやって後々にお金になって戻ってくる、と考えただけで、とてもやる気が出る。
 金額の問題ではなく、元々、私たちが、欲しくて、有用だと思って、お金を出して手に入れたものが、ごみという残骸になって捨てられ、この土地や海を汚染するものになってしまっていた形を、変えていけるかも、変えていくんだ、というやる気だ。

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因みに、うちの村はごみ収集はお金を払って来てもらっており、村はずれにごみの収集所がある。だが、ここで収集されたごみは、リサイクルではなく、ギャニアールかサヌール近郊の海辺に、集積されるだけ。
もちろん分別されずに一緒くたに色んなものが捨てられるので、ごみ集積所周辺の土壌汚染・海洋汚染は酷い。

 今後、この「ごみ銀行」のシステムがバリの各土地で根付いて、分別収集がもっと定着することを願うが、結局、ごみ処理場が無いまま、問題の根本的な解決は出来るのだろうかという疑問が残る。集められたごみはどういう形でリサイクルされるのだろう。収集されたごみの行方まできちんと把握できるといいのだが。

 最後に私も宿をやっている者としては言いにくいのですが、バリ島に観光に来られる皆様にお願いします。
旅行で色々なものを持ってこられると思いますが、バリ島にはごみ処理施設、再生施設が有りません。そういう場所で最終的に海に流してしまう事になったと想像してみて欲しいのです。自分の手で海に捨てずとも、この島に捨てていくという事は、いずれは土壌・海洋汚染に繋がるということなのです。
明らかに処理に困るものを捨てて帰らないでください、という事を、心よりお願い申し上げますm(__)m


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ウェブサイト、リニューアルしました!

 6月に入ってもう半ばも過ぎ、バリ島は昨日のストロベリームーン、満月のお供え物を供えました。
 ちょっとここ数日雨続きだったのですが、昨夜はお天気も良く美しい満月が澄んだ空にかかっていました。雨が止むのと引き換えに、一気に気温が下がって、夜は寒いくらいになってきましたよ~。

 さて、長年、放置気味だったウェブサイトを新しくしました。そのために写真も新しく撮りなおしました(^^)
 中学を卒業してこの夏から高校生になる娘が、休みの間に色々手伝ってくれるようになり、大変助かっています。最近、ホテルのルームクリーニングは、リネン類の折り方の練習をするらしく、いろんな畳み方のタオルセッティングを写真などで見ますが、インスタ世代の娘が、You Tubeで検索した、と、ベッドメイキングとタオルのセッティングをしてくれました(笑)
 なるほど、写真にとると、映えますね(笑)
 というわけで、Instagram、始めました。
 ウェブサイトのURLは変わらず Prasanti Bed&Breakfast
Instagramは PRASANTI
です。   ↑↑↑クリックプリーズ。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




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