FC2ブログ

プロフィール

ぷらさん亭

Author:ぷらさん亭
バリ島で娘一人、息子一人、旦那とその両親+犬、猫、庭のジャングルにいる様々な動植物と一緒に暮らしています。
獅子座・A型

UBUDで宿をやっています。
http://prasanti.web.fc2.com

※ブログ内の記事の無断転載・コピーを固くお断りさせて頂きます。引用される場合は必ずお知らせください※

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

思い込みとパニック。

クニンガン前日から、PRASANTI維持の危機に陥った話は
↓↓↓
の通り。

それで、今回のこの窮地で、ひとつ学んだことがある。

それは、思い込みによって生じるパニック、ということ。パニックによる思い込み、と言ってもいいかもしれない。

 娘の、三日以上繰り返す発熱、頭痛、全身痛、怠さ、吐き気、めまい、低血圧、そして生理。息子も一日遅れで同じような症状(生理は無いw)で、私は完全にこれはデング熱だと思い込んでいた。

娘は、予定日通りの生理とは言え、出血傾向での出血ならやばい。私の一回目のデング出血熱と一緒である。

発熱二日目の救急での診察では血液検査はしてもらえなかった。しかし四日目も高熱、これはもう、かかりつけの医師に血液検査をしてもらうための書類を作ってもらって、その足で血液検査をしに行こう、と、クニンガン休み明けのクリニックに娘を運び込む。まだなんとか動けるうちに病院に行っとこうと思って。(息子はちょっと起き上がれる状態ではなく、とりあえず娘だけ。)

 診察室に入って私、開口一番、「デング熱みたいな症状なので、血液検査したいので、書類だしてください」と。
 すると医師が、今まで飲んでた薬を見て、「抗生物質が入ってない。抗生物質飲んでないなら、熱が下がらなくて当然だ。」と言う。
 この期に及んで何をぬかす、と思った私は、かくかくしかじかで、過去に数回デング熱にかかってる症状に酷似しているから、デング熱のウイルス検査をしたい、旨を強調。
 それでも、医者は、娘を軽く診て、「まだまだコンディションは悪くない。とりあえず抗生物質飲んで、それでも熱が下がらなかったらそれから血液検査だ。自分で血液検査するのは自由だが、保険を使うのだったら決められた手順通りにしないといけない。」と。
私は別にBPJS(インドネシアの国民健康保険)適用内でなくてもいい、と思っていたが、毎月家族五人分払っている保険料がもったいないと言えばもったいない(-_-;)という旦那の意向。
 帰りの車中で娘までもが「私もデング熱じゃないと思う。先生が正しいと思う。」と言い出す始末。リケ女の娘は、寝込んでいる間にネットや本で色々調べまくって、「デング熱かも!!!」って言ってたくせに!
 
 まあ、血液検査はそれこそ、いつでも自分で行けるから、試しに抗生物質飲ませてみようと思い帰宅、バリではお決まりの、バナナに挟んで薬の錠剤を、オエオエえずきながら飲んで、様子を見ること数時間後、

熱が引いた。

次の日もその次の日も、熱は下がったまんま。

ということは、ウイルス(デング熱もウイルス)の発熱では無かったのだ。

 他の症状が酷かったので、起き上がれるようになるまでまだ長い時間がかかったのだが、とりあえず、デング熱では無かった。

 まず、私は子供たち、二人ほぼ同時の激しい熱の出方で、パニックを起こしてしまっていた。
時期的にも、超・多忙な時期と重なり、自分や他の家族にうつるかもしれない、デング熱だったとしたらの大変なあれこれ(フラッシュバック)。このまま家で放置しておいたら、数年前にデング熱で亡くなった村の子供みたいに、死んじゃうかもしれない。
デング熱じゃないとしても、何か別の大変な感染症、もしかしたらコロナ・ウイルス!!!!!!
ああどうしよう

という、自分自身のパニックが、医者への疑心暗鬼を産み、ひいてはインドネシアの全てに疑いを持ち、はてしなく悪い方向へ想像力が働き、自分の勘の方が正しいはず、という思い込みを産んだ。

 熱が下がってからも、まだデング熱の疑いを私は捨てられなかったのだが、結果的に発熱してから8日目に、やっと起きれるようになり、短時間登校だった月曜日に登校も出来たので、まあ、何だったか分からなかったけど、抗生物質のお陰で治った、と言えるであろう。

 息子の方は、結局、抗生物質の投与のないまま、娘よりちょっと遅れて熱が引いたので、やはり何らかの菌による感染症だったと思われる。おそらく、十日前に発症したアユちゃんから、二人ともうつったのであろう。

二人とも、熱が引いてからの低血圧が長引いたが、まあ、家で寝て回復した。

 この間、旦那の、バリ人特有の、というか、私からしたら悠長に見える態度への不満や、ローカル医者に対する不信感で、凝り固まっていた私だが、最終的に結果良ければの目で改めて見てみると、パニックを起こしやすい私の性格、自分の体の声に耳を傾けた娘の事を信じられない、長年、地域医療で経験を積んできた現地の医師の事を信じられない、という、「パニックによる恐怖心によって(真実を見る)目が曇ってしまう」状態であったなあ、と結論づいた。

 パニック、恐怖感、で人間は判断ミスを犯すのである。

 ちょうど、新型コロナの感染拡大のパニック状態と、時を同じくしていたので、同時進行で日本の状況を見つつ、パニくってはいけない、経験も知識も良識もあるであろう医師たちの言葉をまずは聞き入れ、あとは落ち着いて自分の体調をよく見極め、判断を誰かのせいにせず、自分たちで自分たちの身を守っていこう。

と、深く心に刻んだのである。

 パニックになりやすい、心配性、は日本人の性なのか。
おそらく、心配を解消する手段を、勤勉な日本人はその都度編み出し、不安感を解消してきたのであろう。その分、「不安感」を解消するすべがないと、すぐにパニックを起こすんだろうなあ。
 バリ人は、というかインドネシア人は、「仕方ない」という諦念というか、「受け入れ」の気質が根底に備わってる気がする。心配しても、怒っても、泣いてもどうしようもないこと、の方が多い、という人生の捉え方というか、この世の捉え方というか。
 それに関する呟きはまたいつか。

とにかく、「思い込みでパニックを起こすと判断を誤る」という事を学んだ今回の出来事であった。



関連記事
スポンサーサイト



<< トイレットペーパーと使い捨てマスク。 | ホーム | どうなのこの家族構成? >>


コメント

コメントの投稿

 BLOG TOP